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相泊温泉と瀬石温泉について

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相泊(あいどまり)温泉

相泊温泉は知床半島羅臼市街地から半島の先端方向に20kmほど行ったところにある温泉だ。おそらく車で行ける半島の最先端だろう。

観光用の温泉ではないが、ツーリングガイドなどのガイドブックには載っているようでライダーだけでなく車での来訪も多い。

私はこの温泉を3度訪れたことがあるが、9月下旬ということもあり、そのうち2017年と2018年は入れなかった。

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2017年9月20に訪れた際は、奥に小屋が見え、最近まで入浴できたであろうと感じさせる雰囲気があった。

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温泉に降りる入口を急きょふさいで立入禁止にしたようだ。

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この小屋の中が男女別の浴槽に分かれた温泉がある。

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私の記憶にはなかったのだが、昔のフィルムをデジタル化してもらった写真の中に上の写真があった。1994年に北海道ツーリングした際の写真だ。浴槽の枠に乗っている桶に「相泊」の文字が見える。24年前に相泊温泉に来て入っていたのだ。

 

2017年の9月20日に訪れた際は、残念ながら入浴できなかった。

2018年に訪れる際も復旧しているかどうか不安だったが、2018年版のツーリング本に相泊温泉のことが載っていたので、2018年は復旧したと思って行ってみた。

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2018年9月16日に訪れたが、入浴不可であった。

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時化(しけ)の影響で浴槽が痛んだらしい。

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「復旧の目処は立っておりません」と書いてある。

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2018年9月16日には浴槽がむき出しになって、小屋自体がなくなっていた。

「復旧の目処は立っておりません」と書いてあったが、来年どうなっているかはまだわからない。往復1時間以上が無駄になってしまうので、直前に情報収集をしっかりと行って入れるかどうかを確認してから行きたい。

 

瀬石(せせき)温泉

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相泊温泉より1kmくらい手前にある温泉で、こちらは海の中に浴槽がある温泉で、満潮時は水没してしまう。

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2017年9月20日の15:34時点では完全に水没していた。

2017年9月20日は満潮2:15、14:58、干潮は8:59、20:35(気象庁による)。

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2018年9月16日は満潮7:01、18:36、干潮1:04、11:13(気象庁による)

2018年9月16日8:42の瀬石温泉。干潮までは2時間半くらいあるが、十分潮が引いていた。f:id:duketogo13:20181014222222j:plainf:id:duketogo13:20181002011242j:plain

板で隠れていたが、「7月1日~9月15日まで」と書いてあったようだ。

左側に少し見えるのが羅臼昆布販売店で、瀬石温泉は販売店の方の私有地内にあるため、無断入浴はご遠慮くださいとある。

 

観光客のマナーが悪くいため閉鎖したのか、時化のせいなのかはわからないが、2017年、2018年ともに入浴することはできなかった。

 

羅臼昆布販売店に何度も声をかけたのだが、誰もいないようだった。入浴は無理だと思ったが、浴槽をのぞいてみた。

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左側の浴槽は結構きれいで整備されているようだった。

潮が引きはじめてからあまり時間がたっていないため、温度は波が打ちつけていたせいもあるだろうが、30度台前半だろうか、どんな温水プールよりも暖かく、どんな温泉よりも冷たいと言える温度だった。

 

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右側の浴槽は、かなり海藻が中にあった。

 

相泊温泉同様にこの瀬石温泉も天候に大きく影響を受ける温泉である。

やっているかどうかは、事前に確かめておく必要がある。