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親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

奥歯の詰め物が取れたと思って歯医者に行った。

レントゲンを撮って見せられた画像には親知らずが変な角度で映っていた。

この親知らずが奥歯を圧迫して虫歯になった奥歯が欠けてしまったと言われた。この親知らずを抜かないと奥歯の治療ができないらしい。上の親知らずは、そのままでいいだろうと言われた。

私は、親知らずなんて子供のうちに抜いていたと思っていたので、正直親知らずの抜歯と聞いて驚いた。

 

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行きつけの歯医者では下の親知らずは奥歯に当たっているので奥歯の治療するには、親知らずを抜く必要があると言われ、大学病院を紹介された。

 抜歯の事前準備 

大学病院ではデンタルCTというものを撮って、説明を受けたが、ついでに上の親知らずも抜いてしまおうというと言われ、私もその気になった。

通常の抜歯は30分程度で終わるらしいが、CTを見ると神経と交錯しているようでちょっと大変そうなので1時間くらいかかるかもしれないという。

1日2本の抜歯はできないかと聞いたところ、負担は大きくなるが可能だという。幸い左側だけなので、1日で2本をお願いすることにした。

 

話を進めていくと、私が大動脈解離で人工血管を入れていることから、心臓血管外科の先生に一応手紙を書いて確認しておくと言われた。その後、病院(歯科)から電話があり、人工血管が入っているので感染症を防ぐための措置を取る必要があると言われ、感染症を防ぐ薬を処方された。

 

処方箋を持って薬局に行くと、今度は「こんな処方は通常ではありえないから確認するので待ってくれ」と言われて、薬局で30分ほど待たされた。結果的には、手術前などではこのような処方もあり得ると言って、薬は売ってくれたのだが、5年前の手術がこんなところまで影響するのかと思うと、今さらながら、自分がかかった病気の大きさに驚かされた。

 

親知らずの抜歯手術

下の親知らずは、そのままでは抜けないから削りながら抜くことになると聞いていたのだが、局所麻酔を打って削っていたが、引っこ抜こうとするとメリメリ音がして非常に痛かった。思わず顔をしかめると、麻酔を追加してくれたが、やはり痛かった。

 

上の親知らずは、ハンマーみたいなもので何度もたたかれたのでかなり響いたが、それほど痛くも無く抜歯することができた。CTに映っていた小さな米粒くらいの歯もついでに抜いてもらった。全部で3本抜いた後、傷口を縫合したが、トータルで100分ちょっとだった。感染症を防ぐ薬と痛み止めを処方された。費用は1万円ちょっとだった。

 

術後、止血のためにガーゼを30分くらい噛んでいるように言われ、その後も血が出るようならティッシュなどを噛んでおくように言われたので、1時間くらいはティッシュを噛んでいた。

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おたふくのように左側(向かって右側)が不自然に膨らんでいたが、ティッシュを噛んでいたおかげで血はほとんど止まっていた。

   

やはり抜歯後は、反対側の歯でもあまり思うように噛むことができず、飲み込むことが多くなってしまうので、2~3日はおかゆや雑炊のほうがよさそうだ。

歯磨きも力を入れると出血してしまうので、十分な歯磨きもできない。                          

 

抜歯して1日しか経っていないが、痛みはあまりないが、思ったより腫れが引かない。また、腫れていて口が思うように開かず、食べるのに不自由なのが困ったところだ。

思うように食べられないというのは、食べ物を美味しく食べられないことになり、なんか非常に損をした気分になる。

これから抜糸をして虫歯の治療もしなければならない。虫歯の痛みがないのが幸いだが、歯が痛いと何事にも集中できなくなり、日常生活に大きな支障をきたすので、歯の治療はできるだけ早く終わらせたい。