●健康診断のあと
2018/9/13の健康診断で心電図に異常があると言われ、11/9に心電図と心エコー検査を行った。心臓の精密検査を受けるように言われ、12/1に造影CT検査を行って12/8に結果を聞いた。その結果、冠動脈はきれいに流れているので狭心症の疑いはないと言われたが、2019/2/8にもう一度心電図検査をしようと言われた。
が、2/8（金）の病院予約は入れていたようだが、完全に忘れてすっぽかしてしまった。何の異常もなく普通に生活できていたからかもしれない。
ただ、3/19は大動脈解離の術後診察があることだけは毎年の恒例行事なので忘れずにいたので、3/19（火）にはちゃんと病院に行った。
●1年検診
例年通り、血液検査と単純CT検査を行って、検査2時間後くらいに検査結果の説明がある。昨年は術後5年目ということもあって造影CTを行ったが、今年は通常CTだった。
が・・・・結果は血管がかなり膨らんでいるのでもう一度検査をしようということになった。
●さらなる精密検査
なるべく早い方がいいとお願いし、3/23（土）に今度は入院を念頭に入れた様々な検査を行った。採血、心臓超音波検査、肺活量測定、呼吸機能検査、頭部・胸部・腹部レントゲン撮影、造影CT撮影を行った。
大動脈の直径が50mmを超えると破裂のリスクと手術のリスクを天秤にかけて手術の検討をした方がいいらしい。私の場合、上の方が54mm、下の方が37mmということだったので、私の方から手術をお願いした。話によると大動脈解離の場合、人工血管に変えないで慢性解離状態になっている血管は1年に1mm位ずつ膨らんでいくようなのでいずれ手術するなら早い方がいいと思ったからだ。
というわけで、4/3（水）～4/5（金）まで2泊3日で検査入院をすることになった。
1回目は救急搬送だったので事前検査はなかったが、2回目の手術同様に、事前にカテーテルで血管の状態を検査しておくらしい。
手術に備えて、会社の健保組合から限度額適用認定証を手に入れた。
1回目の手術の時は健保組合からの通知書を見たら、800万円以上かかっていたようなので、これがないと保険が効いていても300万近くの自己負担が発生してしまうが、この
限度額適用認定証のおかげで、私の場合は区分がウなので月8万円程度の自己負担で済む。実際は、月をまたぐことになるので10万以下というわけにはいかないが、20万～30万くらいの負担だったと記憶している。
●検査入院
4/3（水）～4/5（金）検査入院
1日目は脳のMRI検査を行った。脳のMRI検査は解離で救急搬送されて以来、何度かやっているが、轟音にはやはり慣れることはないと思った。ヘッドフォンをしているがゴーン、ゴーンと轟音が鳴っていた。ヘッドフォンからは音楽が流れていた。
２日目に本命のカテーテル検査を行った。検査時に先生から開胸手術を何度も行っている人は血管が蛇行したりすることが多く、検査は難航すると思うと言われた。
眼鏡がが汚れるといけないからと言われて眼鏡を外されてしまったので、横のモニターに何が映っているかは見えなかったが、血管状態が映っていたと思う。横になって手首に麻酔を打たれ、 カテーテルを入れていく。麻酔が効いているので痛くはないが、何かが腕の中を這いあがってくるような違和感はあったように思う。予想通り検査は難航したようで、先生は さまざまな種類のワイヤーだかを試していた。
途中、じわっと熱くなったので、造影剤を入れたのかな？と思った。
30分くらい格闘していたようだったが、あきらめたらしく、検査は終わった。
大動脈のところに入る血管の角度が急すぎてワイヤーが入らず検査はできなかったと言われた。幸い12月に撮ったCTで確認できるので手術は大丈夫だと思うと言われた。
12月に撮ったCT? はて、12月にCTなんか撮ったっけ？
とその場ではピンとこなかったが、あとで健康診断の結果からの再検査で行った造影CTのことだと分かった。
結局、この入院でのカテーテル検査はできなかったわけだが、造影剤を入れたということで右腕に生理食塩水の点滴を、左腕はご覧のようなプロテクターを付けることになった。
急患などで緊急手術が入らない限り、4/20（土）に予定通り手術を行うことになるだろう。
費用：2018/12/1 造影CT 8220円
2019/3/19 採血、単純CT 6890円
2019/3/23 採血、心臓超音波検査、肺活量測定、呼吸機能検査、
頭部・胸部・腹部レントゲン撮影、造影CT撮影
呼吸練習器具代を含む。16780円
2019/4/3-5 入院（2泊3日）、MRI（脳）、心臓・血管カテーテル検査
46840円
今回の入院で呼吸練習器具というものを初めて買わされた。3000円くらいと言われたが、アマゾンで4000円以上もするので驚いた。
