ふと、TVKを見ていたら横浜市歴史博物館で横浜の仏像展が開催されているとCMが流れていた。仏像マニアの私としてはいかない手はないと、バイクで横浜市歴史博物館へ出かけた。
「横浜歴史博物館」は関内あたりにあるのかと思っていたら、都筑区のセンター北にあって、しかも「横浜歴史博物館」ではなく「横浜市歴史博物館」だった。一応、バイクで行くので、駐輪場の有無も調べたが、バイクも駐輪してもよい駐輪場があるらしい。
駐車場は入口横にあり、1時間200円、以降30分ごとに100円。安い。
バイクはもちろん無料。
コロナ禍での開館ということで、東京国立博物館と同様に時間指定のオンラインチケット制が導入されていたが、東京国立博物館のように事前の申し込まないと入れないわけではなく、当日現地受付で連絡シートに記入して入館するのもありだったので、私は当日受付で入館した。
横浜には国宝の仏像はなく、私は称名寺の大威徳明王像(運慶作)くらいしかしらなかったが、横浜最古のお寺、弘明寺の十一面観世音菩薩立像(重要文化財)などが展示されていた。個人的には、解説文には伝承にすぎないと一笑に付されていたが、運慶作と伝承がある大日如来坐像は趣があってよかった。
お寺に安置されている場合は、双眼鏡で見ることはないが、博物館に安置されている仏像は双眼鏡でじっくりと見ることができる。
せっかくなので常設展も見てきた。こちらは、禁止と書かれていないものは撮影可能なようで、国立博物館と同じだった。
ファミコンが展示してあった。隣にはスマホとゲームボーイも並んで展示されていた。スーパーマリオのソフトが刺さっているところもアピールしていた。
小学校のころだったと思うが、授業で横浜の歴史で吉田新田なるものを教わった記憶があり、吉田新田という言葉は知っていたが、どこなのか知らなかった。
現在の関内駅から伊勢佐木町付近の釣鐘状のところらしい。そうだったのか。
神奈川宿の模型が展示されていた。宿の2階に人がいるところなど芸が細かい。
常設展は、横浜市民ならば聞いたことがあるような歴史が展示されていたりして面白かった。
上記リンク先から公式サイトで確認することもできるが、入館案内は以下の通り。
入館料は常設展で400円。特別展が1000円。両方見れる共通券が1200円。
あのボリュームだともう少し安くてもよかったかなという気もしたが、国立博物館も2020年4月から大幅に値上げされたことを考えるとやむを得ないか。