心拍数計
サウナを出るのは心拍数を目安にするとよいという。
ではどうすれば心拍数を計れるか。これはいわゆるスマートウォッチ以外の選択肢はないだろう。とはいえ、高温多湿のサウナでの動作保証をするスマートウォッチなどないだろうし、仮にあったとしても数千円で買えるような代物ではないだろう。
amazonを物色して行きついたのがこれだった。
1万以上は出して買ったものをサウナに持ち込んで壊れたらダメージが大きいし、かといってそれなりの評判のものが欲しい。新しいバージョンが出たようなので古い形式のものは値段が下がるからチャンスだ。さらに、グローバル版という日本向けではないタイプならさらに安く買える。ということで3600円で購入した。モノは香港から発送され、11/2に購入して11/5に届いた。
グローバル版なので箱はもちろんのこと、取説などにも日本語表記は一切ない。
だが、取説に記載されていたQRコードで「Mi Fit」というアプリをダウンロードすれば問題は解決した。アプリをインストールすれば日本語なので問題ない。本体裏側の充電ポートに付属の充電ケーブルを取り付けてUSB充電すれば2時間ほどで満充電される。付属の充電ケーブルの充電ポート接続部分は磁石になっているようで簡単にくっついて離れない。
Mi Fit を起動してみる。
生年月日や身長、体重などを入力し、iPhoneとペアリングさせる。
右上の「+」を押してペアリングデバイス選択画面を開き、バンドを選択する。
スマホをXiaomi Mi Band 5に近づければペアリングされる。
次にiPhoneのヘルスケアアプリと同期させる。
右下のプロフィールを選択してプロフィール画面のアカウントを追加を選択する。
記載されている通りに実行すればヘルスケアアプリと同期されるので、Mi Band 5で計測された心拍数がMi Fitアプリだけでなく、ヘルスケアアプリにも同期されるようになる。
他にもいろいろなことができるようだが、とりあえずは心拍数が24時間計測できればいいので他のことはひつようになったら調べるということにしておく。
このヘルスケアの心拍数データはサウナに入っていた時間帯のもので、上のMI Fitの心拍数では15時付近の山のように高くなっているところの心拍数である。
サウナに入って心拍数が上がっていき、水風呂に入ってととのっていく様が心拍数からも見て取れる。
最大心拍数:138
最少心拍数:76
寝ているときの心拍数は60くらいのようだが、起きているときの心拍数は80くらいのようで、我ながら心拍数は多いと自覚している。心臓の心拍数には寿命があるらしく、ネズミのような心拍数が600回/分の小動物は4年程度の寿命だが、心拍数が40回/分のゾウは70年ほどの寿命があるらしい。そういう意味では心拍数の多い私は寿命が短そうだが、あくまでも心拍数と寿命には相関関係があるという研究もあるというだけで悲観していてもしょうがない。
【参考にしたサイト】心拍数と寿命の関係 - 高精度計算サイト (casio.jp)
バッテリー持ちは商品説明によると省エネモードで20日間だというが、さすがにそこまでバッテリー持ちは良くなさそうだ。心拍数の24時間計測をONにすると、「バッテリーを大量に消費するので電池持ちが悪くなります」的なメッセージが出るので、はじめから20日もバッテリーが持つことは期待していないが、1日たって90%残くらいなので、1週間くらいを目安に充電すればよいと思っている。
はじめはバッテリー残量をどうやって表示させるのかわからず、いろいろと検索したが、当たり前のことすぎてどこにも書いてなくて焦ったが、メイン画面の時計表示の上に小さく%表示されているのを知り、なんだ、こんなところに表示されていたのかと安堵した。
今まではカシオのプロトレックをしていたのだが、登山の時だけザックに取り付けるようにしようかと思っている。また、歩数計足も今まではiPhoneだったので、家の中にいるときはほとんど測定されていなかったが、これを付けるようになってからは家の中でも歩数が計測されていて、iPhoneに同期されているのも嬉しい。3600円程度のものであるし、サウナという過酷な状況で使うことを前提に購入したものなのであまり高望みはしていないが、思っていたよりも機能的に満足している。
これでサウナに行くのがまた楽しくなった。