2月26日土曜日 日の出おふろセンターに行く
昨日は夜勤明けのまま寝ずにゆいるに行って5時間コースを満喫した。前回も夜勤明けにそのままサウナセンターにいて夕方まで満喫した。その結果、翌日の土曜日は朝早くから登山に出掛ける気力もなく、昼過ぎまで寝てしまう。土曜のゆいるやサウナセンターなどのメジャーどころの温浴施設は混んでいるから、金曜日に行くというのはサウナに行くという点だけをを考えれば、理にかなっている。
昨年の11月からサウナにハマって毎日のようにサウナに出かけている。サウナ中毒という病気があるならば、サウナ中毒だと思うのだが、幸いなことにサウナは健康に良いので毎日入っても問題ない。むしろ毎日入ることが推奨されているくらいなのでサウナ中毒はむしろ健康にとっては良いことなのだ。と自分に言い聞かせてサウナに行くことを正当化している。
金曜が夜勤明けで寝ないでそのまま起きていると、土曜日のような感覚になり、翌日の土曜日が日曜日のような感覚になるので、まだ翌日が日曜で休みである現実に対してとても得をした気分になる。
土日はメジャーどころの温浴施設はどこも混んでいるので、どこかへ出掛けたついでにサウナに入ることを除いて、あまり温浴施設には行かないようにしている。そんなわけで今日は銭湯サウナに行くことにした。サウナイキタイで現在位置に近いサウナを探す。
川崎鶴見の臨海地域は銭湯が多く、まだ近隣で訪れていない銭湯も多い。多摩川を越えた東京エリアにも銭湯は多い。昨日行ったゆいるの近くにもまだ行ったことのない銭湯があったなとサウナイキタイで探す。確か「星乃湯」だったか。いや、まてよ、確か川崎のサウナセンターというサ活があったな。日の出おふろセンターだ。よし、日の出お風呂センターにしよう。
サウナイキタイで施設情報を確認する。
日の出おふろセンター(大師サウナコース)
営業時間:15時~23時(銭湯は11時~23時)
定休日なし、駐車場もなし。
駐車場がないのはしょうがないとして、自転車や原付を置く駐輪スペースくらいはあるだろうと原付2種で出かける。サウナイキタイの情報ではアメニティはナイロンタオルやボディソープ類は完備されているとのことだったが、念のためマイ銭湯グッズを持って行く。ウォータークーラーがない場合に備えてアクエリアスを入れた水筒も持って行く。
銭湯グッズ:歯磨き粉、歯ブラシ、髭剃り、サウナマット、ボディソープ、シャンプー、サウセンサウナハット、ヘッドバンド(ネックガード)、水温計×2、サウナ室用温度計、小タオル、ナイロンタオル(温度計と水温計は持って行かないことも多い)
日の出お風呂センターに到着
自宅から産業道路を通って10分ほどで到着。他の銭湯と同様、入口付近には自転車が停めてある。ん?原付が1台も停まっていない。まぁ、大型バイクじゃないので大丈夫だろう、と原付2種をとめて中に入る。
駐車場はないのは承知している。が、ビビらせる貼り紙がもう1枚。
まじか!原付も駐禁を取られたというのか?
以前、小此木公安委員長が、二輪駐輪場が整備されていない現状では二輪の駐禁取締りを緩和していくという趣旨の発言をしていたのだが、小此木さんは議員を辞めてしまったからもう二輪駐車規制取締り緩和の話はなくなってしまったのだろうか・・・
次回来るときは近くの駐輪できるところを探そうと思ったが、今回はやむを得ずそのまま自転車と並んで駐車した。
中に入って下駄箱に靴を入れてフロントへ。サウナコースでお願いします、と言って下駄箱の鍵を渡そうとすると、ご主人に券売機で入浴券を買うように諭される。なるほど、券売機があるのか。サウナコースは1130円。銭湯だから神奈川県の銭湯の入浴料は490円。サウナ料金は自由に設定できるので640円ということか。
銭湯としてみるとサウナ料金は通常200円程度の銭湯が多いところを考えると640円というのはかなり高いかもしれない。というか、今までで一番高い。だが、歯ブラシや髭剃り、ドライヤーなどの各種アメニティの充実具合を考えると1200円くらいならと思える。普通の温浴施設では大小タオルを渡されるかロッカーに入っているのだが、ここではタオルが脱衣所に積んであるので実質的に使い放題なので1130円でも安いくらいかもしれない。
脱衣所に入る
脱衣所にはきれいなロッカーがあり、荷物の量に応じて縦長のロッカーも選べるのは嬉しい。誰もいなくなったタイミングで写真を撮らせていただきました。すみません。
脱衣所横の休憩スペースには10席のソファーがテレビを囲んでいる。ウォータークーラーはないがポカリとマッチの自販機がある。今回は水筒を持参したが、自販機があるので次回はここで買おう。
休憩スペースの一角にマッサージチェアもある。使わなかったがコイン投入箱が見えなかったのでもしかしたら無料かもしれない。
休憩スペースには少しではあるが漫画もある。常連客はサウナ室に持ち込んで読んでいる人も多いようで水分を含んでヨレているものもある。
脱衣所の一角にある洗面台には各種アメニティが置いてある。ティシュ箱と使い捨ての歯ブラシと髭剃り、綿棒。ブラシは使い捨てではなく1つしかないので共用になる。爪切りが置いてある施設は初めてかもしれない。リキッドやトニックなどの整髪剤も置いてあり、ドライヤーは無料で使用できる。
サウナイキタイのサ活で予習をしていたので、はは~ん、これが噂のフック鍵かと納得。
浴室に入る
浴室内は左側にそれほど大きくはない浴槽が2つある。何の表示もないのでどちらかが水風呂かと思い、温度計がある奥の浴槽に入ってみる。温度計表示は39℃。それほど熱いお湯ではない。ということは隣が水風呂か?サ室からの動線的には逆じゃないか?と思いながら何度くらいだろうと手を入れたところビリビリきてびっくり。
なんと、電気風呂か!なるほど、浴槽内を見てみると確かに電気風呂特有の電極パネルが見える。ちょっと手を入れただけでビビってしまったが、立派な入れ墨をした方が微動だにせず電気風呂に入っているのを見て、さすが!と思った。
奥右側の扉の向こうにはよく見るオレンジ色のタオル地のサウナマットが見える。ということは水風呂はその隣の左側の扉の向こう側か。
カランは4席で1席と3席の分かれていて、その間に銭湯に通じる扉がある。サウナスペースのこちら側からは取っ手が付いているので問題なく銭湯スペースに行けるのだが、銭湯スペースからは取っ手がなく、フックを入れる穴しかないため、フック鍵がないとサウナスペースには来れない。これが、サウナイキタイのサ活に書かれていた「忘れると詰む」の意味だ。フックキーは5つしかないのでサウナコース利用者全員が持つことはできないが、利用者が2~3人の時ならずっと持っていても大丈夫かもしれない。
サウナ室に入る
サウナイキタイの情報通り、丸いカゴの中にサウナストーンが詰まったストーブがレンガで囲われている。レックスイン川崎のストーブに似ている。テレビは26インチくらいだろうか、あまり大きくはない。音量も控えめだ。テレビのリモコンはサ室入口の棚に置いてある。(多くの人は映っているチャンネルを見るだけだと思うが・・・)
テレビの脇にはデジタル12分計が置いてある。もしかしたら10分計かもしれない。
1段の幅はおそらく60cmで胡坐で座るくスペースは十分にある。1段目の幅が150cm(おそらく)くらいあるので、下段に座るとそのまま後ろに寝転んでも大丈夫なほど広い。いや、幅は50cmと130cmくらいかもしれない。いずれにせよ下段の幅が広いことは間違いない。
サ室内には先客が1名。定員10名のサ室なので空いている。まずは上段のテレビから一番遠いところに胡坐で座る。温度計は104℃を表示している。入った直後はそれほどでもないと思ていたが、下茹でしていたので2分もすると熱く感じてきた。8分ほどで出て水風呂へ。まずはサウナコース専用の水風呂へ。
水風呂に入る
サウナ室を出たところにあるカランのシャワーで汗を流して水風呂の扉を開けて中に入る。露天風だが外は見えないので内風呂だろう。上を見上げると水風呂と自分の姿が映っている。鏡か?と思ったが、先人のサ活によると天窓らしい。
2~3人くらいは入れるほどの大きさの水風呂の温度計は14℃ちょっとを指している。バイブラはないが2か所から水がかけ流しになっている。以前チラーのない銭湯に行った際、蛇口から水道水かけ流しの水風呂があったが、その水風呂の温度が14℃くらいだった。その時は家に帰った後で水道水の温度を測ったら14℃だったのでチラーなしでも14℃の水風呂になっていた。今日も自宅で蛇口から出る水の温度を測って見たら11.5℃だった。この水風呂にチラーがあるかどうかは夏の暑い時に来てみないとわからない。
2セット目はフックキーを持って銭湯エリアの露天にある水風呂に行ってみたが、こちらの水風呂は温度計表示10℃ちょっと、かなり冷たいようだ。持参した2つの温度計で測定すると11.5℃と11.6℃。私の温度計で水風呂の温度を測ると大抵設置温度計より1℃ほど高くなることが多い。冷たい水は重いので底の方が冷たい。設置温度計は底の方の水温を測定し、私が持参した水温計は完全防水ではなく沈められないので表面数cmの水温を測定するので1℃ほどの違いが生じるものだと思っている。
本日も帰宅してから洗面台で蛇口から出る水道水の水温を測ってみたが11.4℃だった。
この時期の水道水の水温が12℃以下だったので、この2つの水風呂のチラーが効いているのかどうかはわからないが、少なくとも銭湯エリアの水風呂はチラーが効いているような気がする。いずれにせよ、夏の水道水の温度が20℃以上になる夏場に来てみないとわからないだろう。
休憩する
サウナ→水風呂ときたら次は休憩だ。残念ながらここにはととのい椅子はない。カラン椅子で休憩するか浴槽に腰かけるかということになる。銭湯エリアにも休憩スペースはないのでカラン椅子か浴槽の縁に腰かけて休憩するしかない。皆さんどうしているのだろうと見ていると、バスタオル使い放題であることを活用し、体を十分に拭いてからタオルを腰に巻いて休憩スペースのソファーに座って休憩している人が多い。私もならって腰にタオルを巻いてソファーに座って休憩してみた。
頭が預けられないことと、水風呂を出てから体を拭いたりでソファーに座るまでに時間がかかるので、ゆいるで味わうような「ぐわんぐわん」になるととのいはなかったが、1セット目はじわ~んとなって、私の中でととのいの1形態を感じることができた。2セット目以降はととのうところまではいかなかったが、初めて体験するこの休憩の仕方も悪くないと思い、また居心地が良かったので2時間30分近く、6セットもしてしまった。
2セット目のサ室内で
家でサウナ用メガネに交換してきたはずだが、メガネを確認してみる。マズイ!生活用メガネだ!昨日ゆいるに行く際にサウナ用メガネを使ったのだが、帰宅後もサウナ用メガネで生活してようだ。ということは、サウナ用メガネからわざわざ生活用メガネに交換してサウナに来てしまったとは・・・
慌ててメガネをタオルで包む。しまった!またやってしまった。
経年劣化でコーティングがはがれたので先月レンズを新しくしたばかりだというのに・・・
以前80℃くらいのサウナに入ってしまったらたった1回でダメになってしまったので、100℃以上のサ室で1セットしてしまったので多分ダメだろう・・・
自宅に戻ってからレンズを見てみると細かい傷がついている。コーティングが溶けてしまったようだ。同じ度数の予備のメガネと比較してみるとわずかだが見え方が明らかに違う。
日の出おふろセンターとは
銭湯エリアの露天エリアには水風呂と天然温泉がある。水風呂は先に書いた通り、サウナ専用エリアの水風呂よりも冷たい。水風呂の隣にある天然温泉は「天然塩泉」の表示がある。はじめはお湯に天然の塩を溶かした天然塩泉?かと思ったが、天然温泉だ。
お湯の色はユーランド鶴見ほどではないがかすかに黄色っぽい色をしている。塩分はそれほど濃くはない。
また、銭湯エリアには無料で入れるスチームサウナもあるらしい。残念ながら今回はサウナコースのサウナの居心地が良すぎてスチームサウナに入るのを忘れてしまった。
5セット目に持参した温度計をサ室のテレビの近くの上段の頭より少し高いところに置いてみたところ、94℃、湿度42%だった。この42%というのは私が過去に何度か銭湯サウナで測定した中ではそれほど低い数値ではない。唇が乾燥したので湿度が低いサウナだと思っていたが・・・
温度計が1500円程度の安物なので数値自体が怪しいのかもしれないが、同じ温度計で測定している限りは相対的な数値は測定できる。近所の5分おきにオートロウリュが発動する銭湯で測定したら湿度37%だったのだが・・・
日の出おふろセンターの大師サウナコースは居心地がいい。これが混んでいてサウナや水風呂に自分のペースに入れなかったら居心地の良さは感じなかっただろう。6セットして一瞬だけサ室内が4人になったことがあったが、ほとんどは2人か貸し切り状態だった。常連の方は下段で漫画を読みながらじっくり蒸していた。
駐車場がないため車では来れない。
銭湯サウナとしては値段が高い。
温泉なら近隣に銭湯サウナで駐車場があるかまぶろ呂温泉(720円)、中島湯(590円)がある。リーズナブルな銭湯サウナは駐車場があるとそれなりに混んでいる。
日の出おふろセンターは地元民の穴場サウナなのだろう。
遠くから車で来る人は近隣のコインパークに止めることになるのでそう何度も通うことはできないだろう。
また来たいと思わせてくれるいい銭湯サウナだった。
原付を停められるところを探して是非また訪れてみたい。
他の駐輪スペースがない銭湯でも、銭湯の入口に原付や自転車が停まっているのは当たり前の光景なのだが、ここは車の多い大通りに面しているわけでもないのに原付の駐禁取締りがされたらしい。原付は500mほどのところにある大師公園に停めればいいのかな。