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東京国立博物館 特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」

 

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東京国立博物館の特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」に行ってきた。

 

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今回は、前回入口の方にここに止めてよいと聞いていたので入口に駐車した。

 

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さすが三連休の最終日、駐車場は満車で待ちの行列ができていた。上野公園周辺は国立博物館だけでなく美術館や動物園など多くの施設があるため、休みの日は大変混みあうが、私の知る限り、今日(11/25(日))は混んでいた方だと思う。

 

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上野全体では混んでいたし、国立博物館全体では混んでいたが、特別展はそれほどでもなかった。ご覧のように誰も並んでいない。

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↑昨年の11月に行った運慶展の混み具合は半端なかった。確か1時間近く待ったと思う。

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通常の特別展は平成館全体で行われ、観覧料金は1600円であることが多いが、今回は左側(第1・2室)で「マルセル・デュシャンと日本美術」(1200円)が行われ、右側(第3・4室)で「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」(1400円)が行われていた。

 

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博物館で観覧する際に事前にいろいろ調べてから行っても、忘れてしまうことも多いので、音声ガイドを借りると良い。かくいう私は、毎回図録は購入するのだが、まだ音声ガイドを借りたことはない。実際のところ、かなり多くの方が音声ガイドを利用していたので今度は借りたいと思う。大報恩寺展の方は声優の近藤孝行さんで、マルセル・デュシャンの方は麒麟の川島さんの声で解説がされているようだった。

 

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特別展は写真撮影禁止であることが多いが、今回は六観音菩薩像のうち聖観音菩薩のみ撮影が許されていた。個人的には如意輪観音が好きなので如意輪観音が撮影できたらよかったのだが。

 

恥ずかしながら、大報恩寺というお寺のことは知らなかったのだが、慶派の仏像は見ごたえがある。大報恩寺秘仏本尊で、快慶の弟子、行快作の釈迦如来坐像、快慶作の十大弟子立像、運慶の弟子で、行快とほぼ同じ世代である肥後定慶作の六観音菩薩像などが展示されていた。鎌倉時代前期には定慶という人が4人いたとかで、肥後定慶と呼んでいるのがいわゆる定慶らしい。十大弟子立像を見ていると、興福寺の無著・世親像(運慶工房)に通じるものがあった。

 

博物館で仏像を見ていると、手を合わせて拝んでいる人もいる。私の場合、同じ仏像であっても、お寺で拝む場合は、信仰の対象として真言を唱えたり、お経を唱えたりするのだが、博物館で見る場合、美術品・芸術品として見てしまい、双眼鏡でまじまじと細部まで見てしまう。でも、博物館にお賽銭箱が備え付けられてあれば、お賽銭を入れて拝んでいると思う。

 

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総合文化展

総合文化展は、東京国立博物館の通常の展示で所蔵品や寄託品が定期的に入れ替えられて展示されるので、毎週行っても同じものであるかもしれないが、1~2か月で入れ替えられるので、それくらいのサイクルで行けば毎回新鮮なものが見れる。

 

 

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そんなわけで、メンバーズプレミアムパスを購入した。

メンバーズプレミアムパスは特別展のチケットが4枚もらえ、総合文化展は1年間自由に出入りできる。5000円なので特別展に4回行くだけで元が取れるので、特別展に年4回行く人はメンバーズプレミアムパスを購入したほうがお得だ。私も特に予定がないときに、トーハクにでも行くかと言って行くことが多くなった。

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平家物語屋島合戦図屏風のレプリカが展示されていた。那須与一の場面が描かれていたが、中学の古文の授業を思い出した。

 

刀剣について
 

巷では刀剣女子などと言われているようだが、確かに刀剣コーナーに若い女性の姿は多かった。恥ずかしいことに、私は刀剣については何も知らなかったのだが、今日、太刀と刀の違いを初めて知った。

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馬上で扱う日本刀が太刀で刃を下向きに、徒歩で扱う日本刀が刀で刃を上向きに…。

なるほど。

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太刀は刃を下向きに・・・

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刀は歩きで刃を上向きに・・・

 

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最後に、仏像コーナーにあった国宝 広目天立像(京都 浄瑠璃寺

国宝と聞くとやはり目が行ってしまうのは私だけではないようで、みなさん写真を撮っていた。国宝で写真撮影が許可されているものは少ないので珍しい。

 

偶然私が通った時に、ボランティアによる彫刻ガイドが行われるとのことだったので

参加してみた。第2、第4日曜の15:00~15:30、第3木曜の15:00~15:30に開催されるらしい。所蔵寺院の情報や時代背景などの話がきけて興味深かった。
 

次の特別展 顔真卿は中国の書家なので私の守備範囲外なので、私が行くのはその次の東寺になる。東寺の立体曼荼羅は楽しみだ。