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バイク保険(任意保険)について

自動車(バイクは除く)の場合、9割くらいの人が任意保険に入っているのに対し、バイクの場合、任意保険加入率は4割程度だという。

 

加入率が4割ということは、バイクの場合、半分以上の人がバイク保険に入っていないということになる。実際、私も学生時代に免許を取って中古の400ccバイクを買ったのだが、任意保険には入っていなかった。

 

当時、任意保険は保険料が5万とか7万とか言われ、とても任意保険に加入できる金銭的余裕はなかった。

 

5年くらい前に、20年ぶりにバイク(250ccのスクーター)を買ったのだが、任意保険に加入した。学生と違って働いているので金銭的余裕があるというのもあるが、自分は事故を起こさないという自信だけでは事故が防げないという現実的思考から、任意保険に加入したのだった。

 

昔と違って、任意保険に加入するにあたって、当然ネットでいろいろ比較したり調べたりした。

 

だが、いろんな保険会社の保険に入って、何回も事故を起こしたことのある人でない限り、普通の人は、あの保険会社は事故対応がいいとか、あそこは対応が悪いなんてわかるはずもなかった。

 

結局、保険会社のイメージと保険料で保険を選んだ。保険会社のお世話になって、この保険会社は使えないな、という事態にでもならない限り、どこの保険会社でもあまり変わらないと思ったからだ。

 

そういう安易な気持ちで、私は始めMダイレクトを選んだ。確か保険料は2万くらいだったと記憶している。

 

保険に入って2年間事故は起こさなかったが、岐阜の白川郷に向かう途中の東海北陸自動車道で走行中にスクーターのベルトが切れて走行不能になってしまった。

 

ベルトが切れると自転車のチェーンが外れた時と同じように、エンジンは回っているが、その動力がタイヤに伝わらず、ダイヤが空回りしてしまい、だんだんスピードが落ちていき、止まってしまう。

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幸い、路肩に広いスペースがあったので、そこにバイクを止めて、保険のロードサービスに電話した。そして1時間もしないうちにレッカー車が来て、近くの街まで連れて行ってくれた。バイクは保険会社指定の修理工場まで運んでくれた。

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さらに、そこから宿代か帰りの交通費として2万円までなら保険から出るというので、白川郷に宿を予約していた私は、約50kmの道のりをタクシーで行った。タクシーの運転手からは2万5千円くらいかかると言われだが、保険から2万円出るならと思い、タクシーを使ったのだった。

 

帰りは金沢まで出て、開通したばかりの北陸新幹線で東京まで帰ってきたのだが、タクシー代の超過分と北陸新幹線を含めた白川郷から横浜までの交通費は自腹となってしまった。

 

バイクはベルト交換の費用として2万円くらいかかったが、岐阜からのバイク運送費は保険から出たのだった。

 

その翌年の2016年。四国でバイクお遍路をしていた私は、順打ちお遍路で64番札所を終え、愛媛県最後の65番札所に向かう途中の松山自動車道四国中央市付近でまたベルトが切れてしまった。このときは、高速を降りてロードサービスを使ってレッカー移動してもらった。

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2年連続でロードサービスのお世話になったわけだが、故障場所からロードサービスに電話をしたところ、1年くらい前からサービス内容が変わり、故障場所から修理工場までのレッカー車費用しか保険が出ないと言われた。

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故障場所からの帰宅費用も宿泊費用も出ず、更に修理工場から自宅までの運送費も出ないとのことだったので、修理工場とのやりとりも自分でする必要があり、手間も金もかかった。

 

もちろん、愛媛から自走して帰った場合も、ガソリン代や高速代などそれなりにかかるが、帰りの飛行機代と香川の修理工場から自宅までの運送費で5万以上の出費となった。

 

ロードサービスの内容が変わったことについて、HP上での告知はされていたが、郵便での告知はされなかったので気づかなかった。

もし、ロードサービスの改悪に気づいていたら、すぐに保険会社を変えたのにと悔やんだ。

 

もちろん、保険期間満了と同時にMダイレクトからZ保険に変えたのは言うまでもない。事故対応はどこの保険会社でもあまり変わらないと思い、保険会社を変更するにあたって考慮したのは、ロードサービスの充実度であった。

 

保険料は2万5千円ほどになり、5千円くらい上がっだが、搭乗者傷害保険などを付けた結果なので、特別高くなったわけではない。

 

せっかく任意保険に加入するのだし、ロードサービスも付いてくるのだから、どうせなら使えるロードサービスの保険会社の方がいい。しかもロードサービスは使っても等級は変わらない。

 

Z保険に変えてから2年になる。

 

もちろん、事故は起こしていない。

 

だが、実は2017年もロードサービスのお世話になった。静岡県伊豆の天城山登山に行った際に、バイクのキーを挿しっぱなしで登りに行ってしまい、バッテリーが上がってしまったのだった。

 

登山口という街中でなかったことと、お盆中で渋滞があったということのせいで、この時はロードサービスが到着するまで2時間くらい待ったのを覚えている。

 

2017年のお盆以降、ロードサービスのお世話になっていないが、ロードサービスを呼ぶかと焦ったしたことは何度かある。

 

私はBikers PROプラスというドライブレコーダーを使っているが、USBに挿したままにしておくと、1週間くらいでバッテリーが上がってしまうことが3回くらい続いた。半年点検でバイク屋にも見てもらっだが、原因がわからなかった。

 

だが、ドライブレコーダーをUSBから抜いておけばバッテリーが上がることがなかったので、バッテリー上がりの原因はドライブレコーダーの挿しっぱなしだと今でも思っている。

 

バッテリーが初めて上がったのは、ガソリンスタンドで給油したときに、エンジンを切ったらもうエンジンがかからなくなってしまったが、ガソリンスタンドだったので、スタンドの人にバッテリーチャージャーを借りてエンジンを始動させた。

 

それ以来、万が一に備えてとiPhoneの予備バッテリーにもなるバッテリーチャージャーを買っていつもバイクに携行している。

 

バッテリーチャージャーをいつも持っているライダーはほとんどいないだろうが、バッテリーが上がっても大丈夫というお守りみたいなものになっている。