ヨコヤマユーランド鶴見に行く
水曜はノー残業デーなので定時で仕事は終わり。
ということで、温泉に行こうと計画していた。
鶴見に住んでいながら今まで行ったことがなかった「ヨコヤマユーランド鶴見」。
ホームページを見ると、
「しびれる爽快感!キンキンに冷えたウワサの水風呂(関東近郊第1位?)」
とある。保土ヶ谷の満天の湯の16℃~17℃くらいでも十分冷たかったが、自ら「関東近郊第1位?」をうたっているということは、もしかしたら10℃くらいか?
と思いながら、ヨコヤマユーランド鶴見へ行く。
30年以上前からあるらしいが、鶴見に住んでいながら私はまだ行ったことがなかった。タウン誌みたいなものによく割引券が付いていたりしていたが、温泉なら溝口温泉や矢向の縄文温泉など1000円以下で入れる温泉がある中で、1900円というのはちょっと高い。お試しはあっても2度目はないだろう。
川崎方面から行くと、鶴見川を越えたところにまず、おふろの国(平日750円、土休日900円)がある。
おふろの国の鶴見川をはさんだ対岸にはらくスパ鶴見(平日1628円、土休日1848円)がある。
おふろの国から200mくらい鶴見方面に行くと「ヨコヤマユーランド鶴見」がある。
考えてみると500m程度のところに3件もの温泉施設があるなんて・・・
おふろの国のサイトに「いつのまにか日本一の濃密な温浴密集地」と書かれてあるのももっともなことで。
さて、ヨコヤマユーランド鶴見は建物の上には大きなネオンが点灯していると思っていたが、思ったより暗かったので通り過ぎてしまいそうだった。
駐輪場は十分。
ん?温泉に入れない!!
そういうことだったのか。1900円の料金が平日800円、土日900円は高くない
(特別安いというわけではないが・・・)と思ったので、初めてユーランドに来てみたのだが、まさかの温泉なしだとは・・・。
まぁよい。今日は温泉が目的ではない。温泉に入りたかったら、回数券がまだ残っている溝口温泉喜楽里か満天の湯に行く。今日、ここに来たのは、自ら関東一という水風呂に入るためなのだ。
多くの人が昭和を感じるというヨコヤマユーランド。なるほど。
下駄箱のカギをフロントで預けるスタイル。フロントでスマホのlineクーポンを見せると「はい、大丈夫です」「今日は温泉に入れませんがよろしいですか?」と言われる。
私も「大丈夫です」と答えると、「800円です」。
ん?クーポンで平日700円じゃなかったっけ?、いや、平日900円が800円になるんだっけ?まあいいか。フェイスタオルとバスタオルがついての値段だし。
(あとで平日800円が700円になるはずだったことが分かったが・・・)
フロントでロッカーのカギをもらうが、初めてなので浴室がどこにあるかわからない。
どこに浴室があるかもわからずウロウロしつつ、とりあえず階段で2階に上がってみる。あった。
ロッカーは縦長で、銭湯・温泉では珍しいと思う。人も少ない。いい感じだ。
お風呂も空いている。
まずは、体を洗って低温風呂(37℃~39℃)で軽く下茹でをしてからサウナに入る。
いつもは炭酸温泉15分を2セット入るのだが、残念ながらここには炭酸風呂がない。
リニューアルするならおそらく炭酸風呂が導入されるかと思うのだが、当面その気配はないだろう。
黄土サウナって何だろうと思っていたが、黄土色の壁のサウナだった。入口には「定員10名ほど」と貼紙があったが、座席に敷かれたタオルの数からして13人くらいだろうか。サウナは2段でテレビがついていた。
遠赤外線サウナだ。思ったより熱い。
6分ほどで出る。すぐわきにびっくりシャワーという打たせ湯のようなシャワーがあり、ボタンを押すとドバっとシャワーが降ってくる。サウナを出た後の汗を流すにはちょうど良い。皆さんも使っていた。
びっくりシャワーを浴びて汗を流したら、いよいよお待ちかねの水風呂だ。
どれどれ、見せてもらおうか、関東一の実力とやらをと、おそるおそる入ってみる。
確かに冷たい、まだ10か所も水風呂に入ったことがない私にとっては、今まで入った中で一番冷たい水風呂であることは間違いない。でもこれってさすがに1桁ではないだろうと思って水温計を見てみると約15℃、ひいき目に見て14.5℃といったところだろうか。でも十分に冷たい。16℃~17℃の満天の湯では2分は入っていられる水風呂だが、ここでは2分は入っていられない。時計がないのでわからないが、足が冷えてくる。おそらくまだ1分もたっていないだろう。真冬に足が凍えるような感じだ。
水風呂を出て、椅子に座る。「じ~ん」というのが一番しっくりくる。力が抜けて気持ちいい。冷たい水風呂に入ると、1回目からうすく「あまみ」が出る。ととのい始めている証拠だ。
10分くらい休んで2セット目へ。喜楽里や満天の湯では満員で並ぶこともあるサウナだが、ここはそんなことはない。タイミングによっては10人以上になることもあるが、5人以下になることが多い。気ままにサウナに入ったり水風呂に入ったりできるのはいいなぁと思いながらサウナに入る。テレビの音がなくて瞑想できる静寂があれば申し分ないのだが・・・2セット目は8分で出る。3セット目のサウナは10分入って、水風呂の後は、露天風呂の方に行ってみた。
ポンプ故障で温泉が使えないというのはこういうことだったのか。
露天側は壷湯にはお湯が張ってあったようだが、かくれ湯と寝湯にはお湯が張っていなかった。椅子があったのでそこで文字通り外気浴をしてみる。力を抜いて腕をだらんとしてみると、「あぁ、これととのうってこんな感じだろうなぁ」。ほかの方たちは、お湯が流れていない寝湯のところで仰向けに寝てととのっていた。
3セットで帰るのはもったいないと思い、4セット目のサウナに入った。最後は12分。
水風呂は15℃とは言えやはり冷たい。先日、満天の湯でくっきりと浮き上がった「あまみ」がまた見れるかと期待したが、ぼんやりとした「あまみ」だった。
なぜそうなったのかはわからないが、6分→8分→10分→12分と入る時間が長くなっていったのは初めてだった。いつもは炭酸風呂2セットで1時間ほどになるのだが、ここには炭酸風呂がないので、サウナ4セットで2時間ほどだった。
帰りにフロントで、「お詫びです」と言われ、待券をもらった。
LINEクーポンが11月以降も使えれば、今後も来ると思うが、1900円だったら喜楽里か満天の湯に行くかな。
らくスパ鶴見は混んでそうだから多分無理。お風呂の国はできた当初に行ったことがあるけど、おふろの国は2000年11月15日オープンというから、もう20年以上も前のことになるのか・・・
次はいつ行けるだろうかなどと考えてしまうほどサウナのことを考えるようになってしまうなんて・・・
昨日、amazonで買ったサウナマットとヘッドバンドが届いたので、さっそくマットを持って行ったが、いちいち取りに行くのが面倒で、4セットのうち1セットしか使わなかった。ヘッドバンドは、思っていたより幅が狭く、残念なものだったのでサウナでは使えないだろう。