スポンサーリンク

サウナ探訪2 徳の湯(横浜市神奈川区西神奈川)

サウナイキタイ 徳の湯

県立歴史博物館の特別展

『開基500年記念 早雲寺-戦国大名北条氏の遺産と系譜-』が早く終わったので、

いや、2~3時間で見終わることを想定して朝10時前に家を出た。サウナに入るために。

 

さて、どこにしようかと。博物館を出て馬車道地下駐車場へ向かう道中、サウナイキタイで検索する。スカイスパYOKOHAMAって何度か耳にしたことがあるが、ここから近いようだ。現在地から近いサウナを探したところ、銭湯サウナはなさそうだ。そりゃそうだろう、横浜の中心部に銭湯なんかない、あってもスカイスパYOKOHAMAや万葉の湯みたいな温泉施設やスパ施設しかないだろう。

スカイスパYOKOHAMAにでも行ってみるかと思ったが、大きな施設はその分人も多くて混んでいるのでは?と思い、やっぱり銭湯サウナか、それとも行き慣れた満天の湯にしようかなと思案していた。検索範囲をもう少し広げてみると、〇〇湯という銭湯サウナが出て来だした。おっ、ここはどうだと調べていたが、考えてみれば、普通の銭湯は15時開店だ。まだ12時30分過ぎだし、やっているわけないか・・・。

 

頑張って探していると、「徳の湯」という銭湯サウナが11時からやっている。水風呂も14℃らしい。休憩場所もあるようだし、イキタイも多いし、サ活も投稿も多い。なかなか評判のいい銭湯サウナなのではないか?心を躍らせながら目的地を徳の湯に定める。

東白楽駅徒歩0分、駐車場なし」。東白楽駅と言えば東神奈川駅から六角橋方面に行く高架のところじゃないか?しょっちゅう通っている道だが銭湯なんかあるのか?駐車場がないからバイクが止められなかったら保土ヶ谷の満天の湯でも行くか・・・と考えながらバイクを進める。東白楽駅前の信号を左折すると目の前に銭湯の看板が見えた。「徳の湯」だ。

youtu.be

f:id:duketogo13:20211103221753j:plain

横浜市神奈川区 徳の湯

f:id:duketogo13:20211103202657j:plain

横浜市神奈川区 徳の湯

ん?原付や自転車が何台かと待っている。駐輪スペースはあるのか?

コインランドリーの扉で文字が隠れているが、なんとなく「銭湯に入りに来た場合は駐輪してもよい」というように読めなくもない。

f:id:duketogo13:20211103203002j:plain

横浜市神奈川区 徳の湯

実際のところ、駐輪スペースはもともとは駐車スペースと思われ、もう一つの開放されている扉の奥からフロントの目が光っていた。私がバイクを止めようとしているのはフロントから見えているだろうし、あとで駐輪禁止と言われたら謝ってかえればいいと思い、そのまま駐車した。あまり広いスペースではないので大型二輪で来るんじゃなかったと後悔したがしょうがない。

f:id:duketogo13:20211103203759j:plain

横浜市神奈川区 徳の湯

バイクを止めていざ中へ。フロントでおもむろに1000円札を出して「大人1名、サウナも入ります」というと、「券売機で買ってください」

なんと!?銭湯で券売機を導入しているとは・・・初めてだ。

よし、サウナ付入浴590円を買おうとするが、買えない。フロントから「購入」のボタンを押してくださいの声。券売機で一苦労してしまった。

 

サウナイキタイで予習してきたので、11月3日の今日は奇数日だから男湯は1階になる。
下駄箱の鍵を預けてサウナ室の鍵を受け取る方式だ。
フロントから脱衣所に行くまでに自販機があって水やスポーツドリンクが売っていた。

 

細い通路を抜けると脱衣所に着く。脱衣所にも自販機がある。脱衣所にはととのい椅子はないようだ。銭湯の場合、浴室内のスペースの都合上、脱衣所にととのい椅子が置いてあるケースもあるので一応チェックしておく。体重計はアナログタイプだ。

 

浴室は洗い場が1列7席で3面の21か所か。洗い場の横には、ホテルにあるような大きな丸い大浴場があり、お湯が沸き出ているようだ。まずは体を清めよう。以前は、浴室に入るとかけ湯をしてまずサウナに入って汗を出して汗腺を開いてから体を洗っていたが、今は湯舟やサウナに入る前に必ず全身をボディソープで洗うようにしている。こうするのが社会人としての当然のマナーだと思っているのだが、ものの本などにも、銭湯や温泉の正しい入り方として、きちんと体を洗うのが望ましいが、かけ湯で流す程度で良いとしているものも多いので、私一人が目くじら立ててもしょうがない。また、観光地の温泉など誰もが新参者の場合は別として、常連がいるような銭湯の場合、初めての銭湯の場合、洗い場は一番排水口よりの下座に座るようにしている。

 

まだ時間は昼の13時すぎたところだ。温泉スパのような大規模施設ではないのだからそれほど人は多くないだろうと思っていたが、浴室内には15人近くいただろうか。サウナの鍵を首から下げている人が多い。やはりここのサウナは人気のようだ。おそらく手ぶらセットと思われる手提げバッグを持っている人も多い。サウナイキタイによるとあの770円の手ぶらセットの中身はサウナ、タオル、石鹸、リンスインシャンプーらしい。

体を洗ったら、どの湯船で下茹でしようかと浴室内を物色していると、露天風呂がある。扉を開けてみると人工温泉とある。人工温泉ということは要するに入浴剤だと思うのだが、無色透明なので入浴剤っぽくはなかった。もちろん温仙ぽくもなかったが。

この露天風呂の脇にベンチが置いてあり、皆さんはここに座って外気浴をしている。とはいえベンチ1脚だけなので2人までといったところだろう。じっくりと下茹でを終えて、サウナに向かう途中、湯舟の側というか外壁というか、浴槽に腰かけて休憩している人が多かった。

 

サウナに入ってみる。

おおっ、広い!!銭湯サウナにしては見たことがない広さだった。

(もっとも10か所も行ったことないので大したことは言えないが・・・)

正方形のサウナ室でL字型の2段席。1列に3人座れそうなので12人。図のように上段はグレーのところに座れそうだから定員14人だと思ったが、サウナイキタイによると定員10名らしい。

f:id:duketogo13:20211103212456p:plain

徳の湯 サウナ室イメージ

テレビはあるが、時計はない。何分計かわからないが砂時計が2か所に置いてある。出入口ドアの上に古い温度計のようなものがあるが、120℃あたりを指している。いくらなんでも120℃はないだろうと思うが否定する術もない。

時計はないが、テレビではバイキングが放送されていて、時刻が表示されていた。CMになると時刻表示はなくなったが、それを目安にして6分くらいでサウナ室を出た。どうやら下茹でが効いているようだ。

 

サウナ室を出ると目の前に大きな水風呂がある。3人入っているのを見たが、あと1人くらいは入れそうだったので4人は入れるだろう。サウナイキタイによると定員は6名らしい。とにかくそれくらい広い水風呂だ。温度計は16℃よりわずかに下を指している。

15.9℃か15.8℃くらいか。浴槽の壁側をバイブラが効いていて泡が水流を作っているので体感温度はもう少し低いかもしれない。16.5℃を下回ると気持ちいいより冷たいの方が勝ってしまうので1分も入っていることができない。おそらく30秒くらいですぐに出てしまう。

 

サウナ室に12分計がなかったのは初めてのことだったが、時計はなくてもキツイなと感じたら出ればいいだけなので時計がないというのはそれほどデメリットではないだろう。私はサウナ室を出る目安を心拍数を基準にしたいと考えているので、現在、amazonで心拍数がわかるスマートウオッチ的なものを注文している。

Xiaomi Mi Band 5 スマートブレスレット グローバル版

いいスマートウオッチは数万円もするので壊れてもいいように3600円でモデルも古いものを試しに買ってみた。これで心拍数を把握しながらサウナ活動をしてみようと思っている。

 

水風呂の16℃以下は秀逸ではあるが、サウナ室と水風呂は今までの銭湯サウナでもあった。問題なのは、銭湯という限られたスペースでととのい椅子を置くことができず、カラン椅子で休憩するしかないという苦しい現実がある。しかし、ここには露天風呂の前に外気浴ができるベンチがあるので、必ずそこが使えるというわけではないが、そこが空いていれば申し分のない3拍子がそろった銭湯サウナということになる。

 

まず1セット目、おっ!空いている。外気浴でととのい椅子をゲットした。ベンチに腰を掛けてだらんと腕を垂らして目を瞑る。真正ととのいタイムはおよそ2分。ふわふわした幸福感を味わう。時計がないのでわからないが、体感的に3分~4分経ったら他の人のためにベンチを開けてカラン席に行ってくつろぐ。

 

サウナ、冷えた水風呂、外気浴。銭湯サウナでは外気浴の環境が難しく、三拍子そろうのは珍しい。まだ10か所も行っていないが、私が行ったことがある銭湯サウナの中では

初めてだ。おかげで1セット目からはっきりとした「あまみ」が体全体に浮き出てきた。いいサウナだ。今までの銭湯サウナの中で一番のサウナだ。

 

銭湯サウナの強みは、基本的に常連しか来ない。今回の私のような一見さんはサウナの混雑には影響しないだろう。満天の湯や喜楽里のようにサウナ室や水風呂に入るのに並ぶようなことはないだろう。銭湯サウナ恐るべし。まだまだ井の中の蛙。世の中には上には上があるものだ。もう少し近場の銭湯サウナを巡ってホームサウナを決めていきたい。

 

それにしても、この徳の湯、家からだと満天の湯に行くよりも近い。だったら満天の湯よりこっちの方がいいような気がする。時々平日のロウリュ(アウフグース)を浴びに満天の湯に行くのはいいかもしれないが・・・。いや、サウナ三拍子に炭酸泉があるのはやはりスーパー銭湯クラスになってしまうし、駐車場完備のスーパー銭湯だと多くの人が集まってくるのでどうしても混雑してしまう。難しい問題だ。いろいろなところをローテーションしながらサ活を楽しむのが一番ということなのかもしれない。

f:id:duketogo13:20211103221657j:plain

横浜市神奈川区 徳の湯