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フリーハンズ 松葉杖生活 2日目

フリーハンズ 松葉杖生活 2日目

3/21(日)

午前中

NC700X スリップ転倒 左足首がバイクが下敷きになる。転んだ直後はアドレナリン出まくりで痛みを感じながらも打撲か捻挫くらいだと思っていた。

午後  

帰宅後、くるぶし外側が異常に腫れているのに驚き、歩けるから骨折はないだろうと思いながらも、ヒビはあるかもしれないと思い、保冷剤をタオルで巻いて一日中左足首を冷やした。

 

3/22(月)

朝一で整形外科に行ってレントゲンを撮り、左足首にひびが入っていると診断される。

このまま歩き続けるとヒビが広がって手術しなければならなくなる、足首を固定して4週間、松葉杖で左足に負荷をかけないように生活するよう言われる。

帰宅後、松葉杖で歩行練習をしたが、これは無理だと思い、ネットでネットで情報を探したところ、いいものを見つけた。ハンズフリー松葉杖 iwalk2.0。

 

 すぐにネットで注文したところ、お店に連絡したわけではないが、その日の午後には発送してくれた。もしかしたら明日にはこのハンズフリー松葉杖を手に入れられるかもしれないと思い、月火の2日間の有休をとらせていただいた。

月曜の午後になると、転倒直後には痛みを感じなかったが、右ひざと右腕外側の軽い裂傷と軽い打撲の痛みがあることに気づいた。月曜は一歩も家から出なかった。

 

3/23(火)

まったく痛みがないわけではないが、体重をかけてもほとんど痛みがない。

かといって、そのまま歩いていたら手術となりおそらく1か月以上入院となってしまうだろうから、松葉杖で頑張ったが、この松葉杖で電車に乗ることは無理だと思った。

数か月前に、松葉杖で電車に乗っている人を見かけたが、今思うとすごいと思う。

 

15時ころ、念願のiwalk3.0が届いたので、速攻で組み立てる。

実は、組立時に、ロックするためのボタン(ばね式)が中に入ってしまい、東京のショップまで出かけようかと思ったくらい焦ったが、ドライバーで何とか戻すことができ、無事組み立てることができた。メーカーサイトに組立動画、フィッティング動画、はじめの一歩と三本立ての動画があるので英語だが参考になった。

www.youtube.com

購入の決め手になったのは↑この動画だった。

電車やバスに乗る際に、座席に座る際に気を付けることなど、とても役立った。

確かに、装着したまま電車の座席に座ると、足の部分が前に突き出てしまい、迷惑になる。通常の松葉杖だと両手がふさがるので荷物も持てないし、傘も持てない。

iwalk3.0を組み立てた後、自宅内で練習した後、自宅周辺を少し歩いて練習した。

 

3/24(水)

実際に、仕事に行くとなるとやはり結構な距離を歩くことになる。

ハンズフリーが売りの松葉杖ではあるが、初日ということもあるので、今日は登山用のI字型ストックを1本杖として持って行った。これは補助としてとても役立ったが、登山のようにポールを横からつかむというよりは、上から押さえるという場面が多かったので、皮がむけるところまではいかなかったが、掌が赤くなってしまった。明日からはT字型のポールを持っていこうと思う。

 

iphoneは腰回りのポケットに入れておくと歩行速度を計測してくれる。通常の歩行速度が4km/hであるのに対し、iwalkを使用して歩くと1.8km/h~2km/h程度だったので歩くスピードは半減する。

 

会社では、ロボコップのような風貌で注目を集めることは間違いない。

トイレも一苦労だった。装着したままでは小便はできそうもないので、大小にかかわらず、個室に入ってiwalkを外して用を足すことになる。

先の動画でも言っていたが、道路を歩いていて雨が流れるようにわずかに傾斜しているのがとても歩きにくかった。

 

ただ、駅はエレベーターが完備されていてとても助かった。私の場合は車いすではなく、エスカレーターに乗れたのもよかった。神奈川から東京方面への通勤だったが、朝のラッシュはコロナ禍の影響もあってかギュウギュウ詰めではなかったのも助かった。

東京駅からは下りになるので座れたが、足が前に突き出てしまい迷惑になるので座る際は外す必要がある。問題は降りる時だが、混んでいるときはベルト固定せずにとりあえずホームに降りてからゆっくり装着するしかないと思う。

 

帰宅してみて、正常な右足に結構負荷がかかっているのを感じ、また、普段と違う歩き方をしているせいか、腰などにも負担がかかっているのを感じ、筋肉痛になりそうな感じがした。

 

左足は異常にむくんでいる。