東京国立博物館で2021年4月13日(火)から 特別展 「国宝 鳥獣戯画のすべて」が始まった。コロナで1年延期になっていたがようやく開催された。
雨の日に転倒して松葉杖生活になって4週間。ようやく昨日松葉杖を外してよいと言われたので、思い切って出かけてみた。
昨日、整形外科でレントゲンを撮ったところ、左外くるぶしのヒビはほぼわからないくらいになっていたが、じん帯なども痛めているので、あと2週間は固定しておくように言われていた。4週目は会社の中や家の中ではほとんどiwalkを使わないで歩いていたので大丈夫だと思っていたが、iwalkなしで100m以上歩くのは4週間ぶりだったので、思ったより痛みもあり、大変だった。特に、階段を降りるのは結構足に響く。
病院で処方されたギプスだと靴が履けないので、足首の固定はamazonで買ったこれにした。
少し痛みはあるが、リハビリのつもりで歩いた。
東京国立博物館には駐輪場はなかったが、入口に駐輪していいと言われていたのだが、昨年から駐輪禁止になってしまった。
トーハクの入口にバイクを止められなくなってからは、入谷駅南駐輪場に駐輪するようにしているが、今のところ、ここが満車で駐輪できなかったことはない。30分50円だが、博物館に行くと大抵最大の500円になってしまう。
入谷駅南駐輪場から東京国立博物館までは1.3km、歩いて17分らしい。
私はいつも赤線のルートで鶯谷駅の脇を通ってトーハクまで行っている。
いつもエレベータを使うことはなかったが、まだリハビリ中なので、エレベータを使った。陸橋を超えると鶯谷駅で、下にはJR線が走っている。
博物館の裏から表に回る道は2018年はこんな感じで路駐天国だったのに、今は1台もない。
博物館前の公園入口脇に停めている人もいるようだが・・・
運慶展の時の混み具合はすごかったが、コロナ禍の昨年からは事前予約をしないと入場できないので、あれほどの混雑はない。が、いつもは前日、場合によっては当日予約もできるくらいだったのだが、今回は前日の土曜に予約を入れられず、キャンセル待ち状態で、4月25日(日)まで土日はすべてチケットが取れなかった。何度もキャンセルが出るのを待ってようやくとれたのだが、4月からシステムが変わったようで、非常にとり難くなったようだ。
近いうちに緊急事態宣言が出されるかもしれないし、もし出されたとしたら、効果的なものとするために博物館などは休館になってしまう恐れがあると思ったので、何としても今日行っておきたかった。
事前にEテレの日曜美術館で鳥獣戯画展の内覧会をやっていたのを見ていたので、予習バッチリだったが、やはり、ある程度の基礎知識があるのとないのとではずいぶん違う。
昨年はコロナのせいで音声ガイドの貸出がなかった特別展もあったので、今回は音声ガイドがあって良かった。この音声ガイドも、私が博物館に足を運ぶようになった2017年の運慶展の頃は音声ガイドなんかお金払って借りるのはもったいないと思っていたのだが、展示室は暗くてパンフレットなども見難いので、音声で説明してくれるのはやはりありがたい。
1回300円で1回目は烏帽子をかぶったカエルを引いたので、微妙だと思いもう1回やったら名場面のひっくり返ったウサギを引いた。このウサギと対になるカエルを引きたいと思ったが、もう1回やって全6種類のうちでダブル可能性もあると思い、ここはこれで止めた。
特別展で展示されている国宝の鳥獣戯画絵巻はもちろんすべて撮影禁止だが、通常の総合文化展の方でもスピンオフ展示をしていて、明治時代の模本が展示されていた。こちらの模本は撮影OKだった。