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北海道ツーリング 2018 ⑩ おこっぺ〜帯広

9/23日

昨夜から雨が降っている。

4時に目覚めたが、早すぎたのでまた寝した。

7時半に起きる。

相変わらず筋肉痛だ。

朝ごはんは食べずに出る。

   

稚内のみどり湯でばんえい競馬が面白いという話を聞いたので、根室のさんま祭りか帯広のばんえい競馬のどちらにしようか迷っていた。

 
根室まで300キロ、帯広まで240キロ。

分かれ道で一旦根室方面に向かったが、根室はさんま食べるだけ、と思って、帯広にした。

 
道東方面は雨模様だったので、晴れている方へ向かって、紋別旭川線という無料の高速を走ったが、この道は初日の深夜走った道だった。

 
上川層雲峡で降りて、三国峠を通って帯広に向かう。途中、マイカー規制されているところがあり、また撮り鉄ポイントらしきところがあるような感じで興味津々だったが、途中どこにも寄らず帯広へ向かった。

 
競馬を何レースかやればもう夕方だから帯広のライダーハウスを探すことにした。

 
ということで、昼前に帯広のpitというライダーハウスに電話して予約した。何時頃に着くか聞かれて、もう近くに来てると言ったが、14時頃になると伝えた。11時半であと25km地点だったので余裕で着く。

 

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12時過ぎに帯広競馬場に到着した。

ばんえい競馬は家族連れも多かったが、ナイター開催のようで、14時半から第1レースとのことで13時まで閉鎖されてしまった。

 

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昼時なので、隣接する食事処で豚丼を食べた。

豚丼吉野家などでしか食べたことがないが、ここの豚丼吉野家などの豚丼とは値段も倍以上違うし、全く違う食べものだった。880円にプラス100円で大盛りを食べたが美味しかった。

いろんなところに豚丼屋があり、ご当地グルメらしい。

 

そのあと、帯広にはマルセイバターサンドで有名な六花亭の本店があるとツーリング本に書いてあったので、そこに行って限定スイーツを食べようと思った。

 

帯広駅の近くにある六花亭本店にいったが混んでいた。 

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サクサクパイというのが店舗限定スイーツらしいのだが、私はアイスのやつを頼んで、それが限定物だと思っていた。まだ13時過ぎなのでサクサクパイはたくさんあった。

そうとは知らず、満足して、お土産にマルセイバターサンドを40個買った。

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ライダーハウスには予定通り14時頃に着いた。何組か予約は入っているようであったが、8部屋あるから1部屋貸切にはなるようであった。

 

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このライダーハウスは定員24名で8畳部屋が8つある。つまりハイシーズン時は1部屋に3人泊まるらしい。コインランドリーや冷蔵庫や電子レンジ、キッチンもあり、自炊してもいいらしい。ローソンが見える位置にあり、5キロくらいの距離にいくつか温泉銭湯もある。門限や消灯はなく、単独部屋なら自由度は高い。

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1000円払って部屋に案内された。制限や門限についての注意事項はなかった。

このライダーハウスには屋根付ガレージがある。

 

荷物を整理し、14時半の第1レースに間に合うよう帯広競馬場に向かった。

ばんえい競馬は200mの直線で障害物の山がが2か所ある。坂を登る前に各馬一列に並び、ピシピシと鞭打つ音が聞こえる。見ていてがんばれと応援したくなるような迫力ある競馬だった。

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  この帯広競馬場内には物産コーナーもあった。知床で買ったものとパッケージは違っていたが、熊肉が知床より50円安い750円で売っていた。鹿ジャーキーとトド肉はなかった。

トド肉はマズイという話を聞いたことがあるので買わなかったが、知床でしか買えないレア物なら、今度はトド肉を買おうと思う。

 

1レースからナイターまで残っていたら風呂に行けなくなるかもしれないと思い、風呂道具を取りにライダーハウスに戻った。

 

ライダーハウスに戻った際に、六花亭の限定スイーツはサクサクパイであることを知り、風呂道具を持ってナイター競馬に行く前にもう一度六花亭に行ったが、17時過ぎに行ったらもうサクサクパイは売り切れていた。

 

6レースで当たったが、赤字脱却はならなかったので、あきらめて夕ご飯を食べようと食事処を探したが、競馬場内の屋台っぽいところでたべるのはなぁと思い、温泉近くのカレーうどん屋店で食べた。

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私はうどんよりそばの方が好きなので、香川での讃岐うどん以外、うどん屋で食べたことはなかったが、今回初めてうどん屋で食べた。悪くない、というか美味しかったが、カレーうどんに700円はなぁって感じだった。

次回にどうぞと50円割引券をもらったが、次に来ることはないので、ライダーハウスに置いておいた。

 

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温泉銭湯の朋の湯は良かった。

おこっぺの銭湯、稚内のみどり湯、と同じ440円だったことから北海道の銭湯は440円らしい。

 
朋の湯は単純アルカリ湯らしいが、普通の温泉とは違っていた。モール温泉という植物性のものが含まれているとかで、アオコみたいなものが浮いていたが、湯の花だから気にしないでと書かれていた。

 
色は黄色というか茶色というかなんとも言えない色で視界は30センチくらいしかない。

味はほとんどない。

おそらく、蛇口から出てくるお湯も温泉だと思う。

 
温泉から出て帰ろうとしたところ、メガネがズレると思って直そうとすると、レンズが外れた。眼鏡のネジがなくなっていた。ヤバい。遠近両用のメイン眼鏡が使えない。

しょうがなく、SKINSサングラスのメガネを使うことにした。

荷物になるので、これまで旅行で眼鏡を2つ持ってきたことはなかったが、今回は登山と運転用にサングラスを作ったので、2つ持ってきたのだが、思わぬところで効いた。

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私は近視-8.5、乱視-2.5の強度の近視なので、眼鏡市場などの格安店では偏光サングラスを作ることができず、あきらめていた。

コストコで遠近両用眼鏡を作った時に、偏光レンズの度付サングラスが作れなくて困っていることを伝えたら、こういうのがありますよとSKINSの着脱式偏光サングラスを教えてくれ、即決で買ったのだった。

このSKINSサングラスは、度付サングラスではなく、透明の眼鏡レンズの上に、偏光レンズを磁石でくっつけるタイプのサングラスである。

 

眼鏡と偏光レンズの間にわずかな隙間ができ、1枚レンズのサングラスとは違う違和感があることと、運転中に眼鏡のずれを直そうと触ると偏光レンズが外れそうになることだがある点が難点だが、強度の近視でも偏光サングラスが使えるようになったことの方がうれしいので我慢できる。

  

銭湯を出たあと、またバイクのカギがないと10分くらい探したりしているうちに、21時を過ぎてしまった。(バイクのカギは鞄の中で発見)

 
ライダーハウスに着いて、余裕ができた時にメールを見たら、25日の1時発のフェリーについての商船三井からの案内メールだった。

 
この時、私は今日が最後の北海道泊になることに初めて気付いた。24日は羅臼ライダーハウス 山ちゃんにしようか、多和平でキャンプをしようか考えていたのだが、24日の夜日付が変わった25日の1時にフェリーが出港するので、24日は北海道に泊まることはできないのであった。あと1日あると勘違いしていた。

 
明日朝、サクサクパイに3度目のチャレンジをするか、富良野に行くか、サラブレッド牧場にいくか。

 
帯広が1番暖かい。東京と変わらない暖かさに驚いた。

あと、帯広の街を走っていて、十字路交差点の信号が普通と違うことに気付いた。

大きな道路についている信号は歩行者用で、大きな道路に交差する方の道路には信号がついていないところが結構ある。信号がなくても車が来なくなったら自由に右左折して大きな道路に入っていくことができる。信号より合理的かもしれないなと妙に納得した。

もちろん車の流れが絶えない道路は4カ所に信号がついている。

 
走行距離 335.4km

トータル 2343km